「協会は訴訟で負けると判断して“辞退”にさせたのでは」 宮田笙子の不祥事について弁護士が解説

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「代表権を失うほどではない」

 五輪出場経験がある元陸上選手の為末大氏も、

「ピークが短い体操選手は、4年に1度しかない五輪に競技人生の全てを捧げていると言ってもいい。宮田選手の飲酒喫煙が問題なのはもちろんですが、きちんと謝罪を行えば、代表権を失うほどではないと思います。今からでも協会は彼女の辞退を撤回し、出場を認めてあげてほしいと切に願っています」

 テレビが垂れ流す“正論”などに振り回されることなく、冷静な判断がなされてもよかったのではあるまいか。

週刊新潮 2024年8月1日号掲載

ワイド特集「栄光への架け橋が…」より

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