ミニスカポリスの制服は「家でジャブジャブ…」 来栖あつこ、クリーニング屋に持って行かなかったワケ

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さとう珠緒らと女子会

――ミニスカポリスの先輩、さとう珠緒さんや大原がおりさんと会われたりしていますか。

 よくお会いしています。楽しい女子会です。

――何を話すんですか?

 最近は健康のことが多いですね。犬好きっていう共通点があるので、ワンちゃんの話もしますね。あとは、2人ともまだご結婚されてないので、「最近どうですか」みたいな話を私から聞いたりします。

――誰か、(お相手を)紹介することもあるんですか。

 紹介はさすがにハードルが高いですね……2人のお眼鏡にかなう人がいるかどうかわからないので(笑)。

――「ミニスカポリス」のあとは、俳優としても活動されています。ドラマの現場はいかがでしたか。

 これも楽しかったですね。戦隊モノで鍛えられていたので、ドラマの現場は優しく感じました(笑)。特に月9の現場は、ロケバスやロケ弁の豪華さに驚きました。

――特に思い出に残っている現場はどこですか。

「はみだし刑事」です。約2年半やりました。東映のスタッフや照明さんが「激走戦隊カーレンジャー」の時と同じだったので、「あつこ、帰ってきたか」と温かく迎えてもらえました。

――お仕事は順調そうでしたが、26歳の時に芸能活動を一時休業して、アパレルのPRの仕事に転職をされています。いかがでしたか。

 意外と一般の仕事にも馴染むことができました。(アパレルの)面接の時には、「特別扱いしないけど大丈夫ですか」とよく聞かれましたが、「そういうつもりで受けてないので大丈夫です」と伝えていました。採用の方も思った以上にきちんとしていると、ビックリしていました。ただ、現場では2年ぐらい芸能人として見られることが多かったです。自分が思っている以上に忘れられていないんだなと感じました。

――芸能活動を一時休業して、次のステップについて考えるようになったきっかけを教えてください。

 2003年に舞台「アニー」でリリー役を演じました。その時、小さな子供たちが頑張っている姿を見て、千秋楽で泣いてしまったんです。「みんな、頑張ったね」という気持ちになると同時に、次に何をしようか考えました。その時、周りの人たちがキャリアアップしていることに気づいて、自分も何かしなければと思ったんです。

 ***

 第4回では、来栖が20代の頃、プライベートで起こった“事件”について振り返る。

来栖あつこ
1978年、茨城県生まれ。96年、デビュー。「出動!ミニスカポリス」の5代目リーダーとして活躍。2023年、結婚相談所「W」を設立。

デイリー新潮編集部

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