「高級腕時計」を扱う店から“接客のプロ”が消えた深刻な理由…「いまの店員は自動販売機」との声も
店員の知識が悲惨すぎる
筆者はかつてそれなりに腕時計に興味があり、30代前半の頃、買い漁っていた時期があったが、現在はとんと関心がなくなってしまった。だが、先日、ひょんなことであるブランドのブティックを訪れる機会があった。スーツをビシッと着こなした店員が接客してくれたが、時計の型番やブランドの歴史など、いろいろとよく間違うので驚いた。
そのとき、筆者はパテックフィリップの腕時計を身に着けていたが、「IWCのお時計ですよね、素敵ですね」と言われてしまった。興味がなくなった筆者の方が、まだ店員より詳しいんじゃないか……と思ってしまう出来事であった。...