「母がだまされ、3000万円奪われた」「殺してやりたい」 紀子さまの弟が役員の会社に金銭トラブル 代表にだまされた人物が怒りの告発
「殺してやりたいくらい」
秋篠宮妃の紀子さま(57)の実弟で東京農業大学准教授の川嶋舟(しゅう)氏(50)が2021年6月から取締役を務める農業関連会社、グッドソイルグループで役員大量解任など“異常事態”が――。【前後編の後編】。
***
【写真を見る】怪しいNPO法人の広告塔を務めたことも 紀子妃の弟・川嶋舟氏
前編では、川嶋氏が取締役を務めるグッドソイルグループで役員大量解任という異常事態が起こっていることや、過去に同社に多額の金銭を投資し、同社の代表である荒殿忠一氏と金銭トラブルを抱える人物の告発を紹介した。
荒殿代表とトラブルになったのはこの人物だけではない。農業関連ビジネスを始める前の荒殿代表に師事していた人物は、こう怒りを爆発させた。
「私はアイツに人生をめちゃくちゃにされました。母親がだまされて約3000万円を奪われ、家族はバラバラになってしまったのです。できることなら殺してやりたいくらいです」
荒殿代表の手口とは、
「“自分の人脈を使えば売り上げを伸ばすことができる。それを紹介するのでコンサル料を支払え”というものです。私は出会った当初、そんな彼をすごい方だと勘違いして、付き人になってしまった。次第に詐欺師だと気付きましたが、既に自分の母親を紹介してしまっており、これが大きな間違いだったのです」(同)
“霊が見える体質で、他人の死期が分かる”
心酔した母親を彼から引き離そうとしたが、“あの方は詐欺師じゃない”と、自分が母親に絶縁されてしまったそうだ。
他にも、グッドソイルの関係者らを訪ねると、金銭トラブルのうわさに加え、荒殿代表に関する数々のおかしなエピソードも聞こえてきた。話を総合すると、彼は自身について“NHKで大物プロデューサーをしている”と言っており、漫画家の尾田栄一郎や歌手の中島みゆき、皇后雅子さまなどとツーカーだそうだ。また、霊が見える体質で、他人の死期が分かるという。
そんな荒殿代表が、川嶋氏を会合や会社のイベントに呼んでいたというのだ。
[1/3ページ]