兵庫県知事の“パワハラ人格”が作られるまで 「いい奴」だったはずが、知事就任後は「周囲はドン引き」
知事の椅子にしがみつく姿勢を崩さない齋藤氏
さる兵庫県議は齋藤氏をこう評する。
「齋藤知事は“コミュ障”なんですよ。コミュニケーションが取れないからか、知事はすぐに怒りだす。それだけならまだしも、“俺は怒ったことをすぐに忘れるんや、ハハハ”なんて自慢する。周囲はドン引きですよ」
2021年、大阪府の財政課長時代に自民党と日本維新の会に担がれて県知事選への出馬を決めた時には、すでに今の人格に仕上がっていたのだろう。
一連の疑惑に関して、齋藤氏は代理人を通じておおむね否定。その上で、
「県政の立て直し、信頼回復に向けて、日々の業務を一つ一つしっかりと遂行していくことが私の責任だと考えています」
と、知事の椅子にしがみつく姿勢を隠さないのだった――。7月25日発売の「週刊新潮」では、県知事の来歴を併せ、騒動の全容について報じる。