そうそうたる有名人が「宮田笙子は五輪に出場すべき」とXに投稿してもネット世論は完全無視 謎を解くカギはビートきよしの投稿にあった

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政治家からも異論

 同じ芸能人のビートきよし(74)は政治不信に引っかけた投稿で注目を集めた。

《ごめんなさいしてオリンピック出してやれよ50億どっかやっといて偉そうにしてるクソジジイの方がよっぽどムカつく》

 自民党で50億円の金額が問題になったといえば、二階俊博氏(85)が党幹事長に在任中、約50億円の政策活動費が使途不明のままになっていることが思い出される。

 政治家からも異論が出た。まずは参議院議員で作家の猪瀬直樹氏(77)のポストをご紹介しよう。

《つくづく日本人は劣化している。たかがタバコで何を騒いでいるのか。麻薬じゃないんだぞ!! 規則尽くめの杓子定規が日本をダメにしてきたのだ。こんな些細なことで19歳の夢を潰すつもりか!》

 猪瀬氏は日本維新の会に所属しているが、立憲民主党の衆議院議員・米山隆一氏(56)も同様の意見を投稿したことは興味深い。この問題について米山氏は複数のポストを投稿しているが、ここでは2つをご紹介したい。

《仮に喫煙が事実だったとして、厳重注意の上反省文の一つも書いてもらえば良い事ではないかと思います。冷静な対応をと思います》

《罰則は厳重注意と反省文の提出で十分だと思います。法律にも、たばこ没収程度の罰則しかありません》

あの井川氏は「日本人バカばかり」

「2ちゃんねる」開設者で元管理人の「ひろゆき」こと西村博之氏(47)の投稿は、いわゆる“多数派世論の逆張り”が少なくない。今回も同じ狙いなのか、ネット世論が代表辞退を支持する意見に逆らい、宮田を擁護した。

《未成年の飲酒・喫煙禁止は未成年を守る為のもので、罰する為のものではないと考えるおいらです。まして2ヶ月後に飲酒も喫煙もOKな成人に過大な罰を与えるのは本人の為になるのかな?、、と 本来18歳から成人なので飲酒喫煙も成人が自己判断すべきものなのに、法の不整備で飲酒喫煙禁止という謎状態》

 都知事選で善戦した石丸伸二氏が、投開票の速報番組でインタビュアーに高圧的な態度で臨んだことは話題になった。この時、石丸氏を批判した“オピニオンリーダー”に「高須クリニック」の院長、高須克弥氏(79)と大王製紙前会長で、カジノを巡る背任事件で知られる井川意高氏(58)の2人がいる。今回も彼らは宮田擁護の論陣を張った。それぞれご紹介しよう。

《ルールは守らなければなりません。しかし未成年者は発達途上の未熟者ですので立ち直り不可能なほどの罰を与えないのが大人の良識だと思います》(高須氏)

《日本人バカばかりだから、たかが喫煙禁煙の体操選手を「法律を守らないヤツは」とか言うのが無知過ぎてクソ笑えるわ。「衡平」という概念さえ知らないクソクズ。法律違反とそのことに対する報いのバランスだわ。人殺しは死刑になっても仕方ないが、煙草吸って死刑か?》(井川氏 ※改行や句読点を補った)

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