裏金で香典配布「堀井学」捜査の裏事情 特捜部が立件の線引き「3000万円ルール」を無視した背景と「急に議員が秘書に優しくなった」の声
「裏金事件の第二幕が開けたのか?」と、一部の自民党議員は戦々恐々としているという。衆院議員の堀井学氏(自民党を離党)に対する東京地検特捜部の捜査の手が「他にも伸びる」可能性が取り沙汰されているためだ。同時に、自民党内では奇妙な“対抗策”もあらわれ始めているとかで……。
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堀井氏にかけられた嫌疑は、選挙区内(北海道9区)の複数の有権者の葬儀に際し、「香典」として1~数万円を秘書などに持参させた公職選挙法違反だ。7月18日に議員事務所など関係先を一斉捜索した特捜部は堀井氏への任意聴取も予定しており、捜査はこれから本格化すると見られている。...