蓮舫氏を激怒させた朝日新聞政治部記者の正体 「目を付けられまくって一ミリも出世しない俺」 汚い言葉遣いで会社側も謝罪

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どっちもどっち!?

 これに今野氏はXで《これまでの私の投稿に不適切な表現がありました。ご指摘を受け止めて猛省するとともに、関係する皆様に深くお詫び致します》と謝罪した。

 だが、蓮舫氏は怒り心頭だった。今野氏の謝罪ポストを引用し、《終わらせません》と投稿。さらに《弁護士と相談しているところです。まず、朝日新聞への抗議ならびに質問状を出したいと考えています》と投稿を重ねた。

「今野氏を批判する投稿が多いとはいえ、蓮舫氏の投稿は全面的に支持されているわけではありません。特に《弁護士と相談》の部分が不評で、過剰反応ではないかとか、マスコミが萎縮してしまう、との批判も相当数に達しています。そもそも都知事選に敗れた蓮舫さんに対し、『選挙で負けたのだから大人しくしていればいいのに、Xで批判的な投稿が多すぎる』と呆れる声がSNSでは多数を占めていました。結局、今野さんも今野さんなら、蓮舫さんも蓮舫さん、と呆れて見ている人が最も多いのかもしれません」(同・記者)

 今のところ蓮舫VS.今野という図式だけが注目されているが、実は今野氏、立憲民主党の衆議院議員、米山隆一氏にも噛みついている。

 今野氏を批判するポストには「言葉づかいが悪い」という指摘が多かった。これは《共産べったりなんて事実じゃん》の部分を指すと考えられるが、米山氏への投稿はもっと言葉づかいが汚い。

「何と無礼な人なのか」

 こちらも経緯を振り返ろう。7月15日、スポニチアネックスは「泉房穂氏 石丸伸二氏の“子育て政策”一夫多妻制などに『“理解を超えた方”であることは間違いない』」との記事を配信した。この記事を米山氏はXで紹介し、以下のような感想を投稿した。

《石丸氏、人口減少対策を聞かれて「例えば一夫多妻制を導入するか、遺伝子的に子どもを生み出すとか」だそうです…。要は何でも解決できるスーパー政治家を装ってしまったので、現実の問題を聞かれると、スーパーな無茶な答えを返さざるを得なくなっているのだと思います》

 この投稿を今野氏は引用し、かなり乱暴な言葉づかいで批判した。

《うん!? 恣意的!? 現代の社会規範ではそれが難しいから先進国の少子化に抜本的な対策はない、ということの例示に使っているだけだと、この記事読むと書いてあるけど、だそうです、じゃねーだろう。読解力ないのか?》

 朝日新聞の政治部で、現職の国会議員に《じゃねーだろう》、《読解力ないのか?》と罵声を浴びせた記者は初めてだろう。当然ながら米山氏は反論を投稿した。

《いや読解力ありますが。現代の社会規範ではできないにせよ、結局それを最終的な解決法として提示して、それまでのつなぎの政策を提示している訳ですよね。「絶対できない事の例示」ならつなぎ政策も不要ですから。その提示自体馬鹿げていると言っています。それにしても何と無礼な人なのかと思います》

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