元日テレ・魚住りえアナ “ものまね”で宇多田ヒカル「Automatic」熱唱に家族の反応は…実は苦手だった番組

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とにかく毎日、全力疾走

 そのことは制作サイドも見抜いていて、バラエティーで色んな“オファー”をしてくれたのかもしれません。

 所(ジョージ)さんの前でハゲヅラをかぶって踊ったり、(ビート)たけしさんの前で「鬼瓦権蔵」になって(たけしさんの代表的なキャラクター)「冗談じゃないよ」と言って、ハリセンで頭を叩かれたりして…嬉しかったなあ。

 ある意味、自由で恵まれた時代だったと思います。

 宇多田ヒカルさんのものまねでは、大きな赤いセーターを着て「Automatic」を踊りながら歌い、鈴木亜美さんのものまねでは、思い切ってショートボブに髪を切って、大きなスタジオで「BE TOGETHER」を歌いました。

 とにかく周りのみんなに楽しんでもらうことがうれしかったし、本当に楽しかった。家族は「ニュースで原稿を読んいでるときよりも、歌ってものまねしてるほうが、りえらしい」とも言っていました笑。

 振り返ると20代は、大学卒業後にいきなり日本テレビという大きな会社にアナウンサーとして入社し……右も左もわからないまま、とにかく毎日、全力疾走していました。

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 第1回では、魚住さんが「アナウンサー」と「デザイナー」の二足のわらじを語る。

魚住りえ
1972年、大阪府生まれ、広島県育ち。95年日本テレビに入社。「ジパングあさ6」「所さんの目がテン!」などを担当。2004年に日本テレビを退社し、フリーで活動する。著書に『たった1日で声まで良くなる話し方の教科書』など。

デイリー新潮編集部

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