【疑惑の斎藤知事】会見で新たな“おねだり”が発覚 記者の追求に苦し過ぎる言い訳「壊れたテープレコーダー」に反省の色なし

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真摯に反省

記者:すみません、知事、今のお話、続けさせていただきますけども、この家具って施設用に作られたもので、値段も付いてないようなものだったんですね。それを大勢いる前で、知事が「いいねえ、知事室で使いたいねえ」と言われると、事業主として断るのが非常に難しい状況になります。贈答という形になっているのかもしれませんけど、半ば贈答を強要されているようなところが雰囲気としてある。となったときに、知事が県の振興とおっしゃられる意味はわかりますけれども、一方で言われる側はパワハラではありませんが、それに繋がりかねません。(中略)県内には同様の類似例があるかもしれませんので、その辺を点検されてはいかがでしょうか。

知事:はい、大変貴重なご指摘だと思います。そういったご指摘を真摯に受け止めまして、これからルール作りや私自身の対応の仕方は真摯に反省をして改めていきたいと思います。県産品のPRをしっかりさせていただきたいと私の強い思いというものはご理解いただきたいと考えています。

 定例会見はここで終了した。19日に開かれる百条委員会の3回目の会合 では、亡くなった元県民局長の陳述書や音声データが公開され、県職員7000人を対象にしたアンケート調査のやり方が決定される予定だという。

デイリー新潮編集部

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