「弟の死は早すぎた」 兄・石原慎太郎が語った石原裕次郎伝説の数々
生きていれば90歳だった裕次郎
昭和を代表するスターとして真っ先に名前が挙がる一人、石原裕次郎さんが亡くなったのは1987年7月17日。存命ならば今年90歳ということに感慨を覚える方もいることだろう。また亡くなったのは52歳、現代の俳優、タレントで言えば中居正広や木村拓哉の年齢ということを知れば、その若過ぎる死に驚かれる方もいるだろう。
その兄は言わずもがな、作家で元東京都知事の石原慎太郎さんだ。昭和を振り返る主旨で週刊新潮がインタビューしたのは、2021年のこと。そこではいかにも慎太郎さんらしい口調で、弟・裕次郎さんについてたっぷりと語ってくれた。...