【フランス総選挙】極右が勝利したほうがマシだった? 左派連合の“逆転勝利”で待ち受ける混乱

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 フランス総選挙では、マリーヌ・ルペンが実質的な指導者である極右のRN(国民連合)の勝利が予想されていた。だが同党は3位に留まり、左派連合のNFP(新人民戦線)が首位、中道のマクロン大統領派のENS(アンサンブル)が2位、旧ドゴール派の共和党(LR)中心の右派が4位となった。どのグループも過半数に遠く及ばず、首相の交代はパリ五輪後の8月以降になりそうだ。

 フランス議会総選挙は2回投票制になっていて、上位2候補による決選投票ではなく、12.5%の得票があれば2回目に残ることができる。...

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