左投手に敢えて左打ちの清宮を…日ハム・新庄監督の“感性采配”はどこまで通用するのか

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四球を出さない制球難

 7月9~10日の埼玉西武戦で連勝し連敗を4で止め、1カ月ぶりの連勝となった日本ハムだが、7日のオリックス戦で伊藤大海(26)が6回途中5失点で降板した後、彼のピッチングを指して、チームスタッフや担当記者たちから言葉が聞かれた。

「四球を出さない制球難」

 制球難とはストライク・カウントが取りたくても取れず、狙ったところにボールを投げられないピッチャーの状態を指す。当然、四球が多くなるはず。そう考えれば「四球を出さない制球難」とは、矛盾した表現である。...

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