竹内涼真「Believe」に続き…有名格闘家に弟子入り、本格アウトロー路線は成功するか

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アウトロー路線はハマるか?

 準備はもちろん、相当な覚悟を持った上での路線変更とも思えるのだが、それには理由があった。

「俳優としての成長と年齢を重ねるにつれ、『このままでいいのか?』と考えるようになったことと、もともと身体を鍛えるのが大好きで、マッチョ・アウトロー路線にも興味があったところにオファーを受けたことも重なったようです」(映画業界関係者)

 人気コミックを実写化した主演のTBS系ドラマ「テセウスの船」(19年)では最終回の平均世帯視聴率19.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)を記録した竹内。日本で大人気となった、Netflix配信の韓国ドラマ「梨泰院クラス」をリメークした、テレビ朝日系のドラマ「六本木クラス」(22年)の演技も好評だったが、最近は主演作がヒットに結びつかないのが悩みのタネだった。

「21年1月期、日本テレビとHuluが共同制作した主演ドラマ『君と世界が終わる日に』は地上波ゴールデンで初の“ゾンビアクション”でした。竹内は勇敢にゾンビと戦う主人公を演じましたが、ゾンビがリアル過ぎて拒絶反応を示す視聴者が続出。全10話の平均世帯視聴率は7.7%と当たらず。今年1月には劇場版が公開されたが、興行収入は5億円ほどと当たらなかった」(放送担当記者)

 所属事務所の先輩である藤原竜也(42)、松山ケンイチ(39)は、若いころからさまざまな役をこなして演技の幅を広げ、映像も舞台も経験することで演技派俳優に成長した。竹内は、先輩2人とは異なる“アウトロー路線”に足を踏み入れることになったが、入念に準備した上での路線変更がうまくハマったら……彼にとって「龍が如く」は俳優人生のターニングポイントになりそうだ。

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