竹内涼真「Believe」に続き…有名格闘家に弟子入り、本格アウトロー路線は成功するか
格闘技を学んだ師匠は…
だが、報道陣が驚いたのは竹内のキャスティングだけではなかった。“アウトロー”を演じるにあたり、竹内が弟子入りした人物にも注目が集まった。
会見で竹内は、意外なエピソードを明かした。格闘シーンの撮影に向け準備していたところ、夢の中に格闘技イベント・RIZINの看板選手である朝倉未来(31)が出て来た。「これはなにかの縁じゃないか」と、SNSのダイレクトメールで、弟子入りを志願したのだという。
「一番初めに格闘技をしたのは彼のジムです。彼はプロ選手で活躍されているので、そのセコンドに入っていたりする方に、格闘技を一から教えていただきました」
と、竹内は語ったが、彼が師事する朝倉は、物心ついたときからストリートファイトに明け暮れ、少年院を経て、腕に覚えのある不良が集う格闘技イベント「THE OUTSIDER」で活躍。総合格闘技団体・RIZINの看板選手になった。現在は、出場選手が続々と逮捕されるなど、競技外でも話題を集めている「1分間1R」で最強を決める格闘技イベント「BREAKING DOWN(ブレダン)」の運営会社でCEOも務めている。
「朝倉氏は格闘家としての実績と共に、ネット上でも大変な影響力があります。ただ、ブレダンのイメージなどもあり、同氏と積極的に絡む人は、特に芸能界ではあまりいないだろうと思っていましたが、自ら弟子入りを志願し、師事していたとは驚きました」(格闘技業界関係者)
しかし、朝倉に師事したことで、ゲームのファンにおなじみの桐生とは“差別化”を図ることができるかもしれないという。
「『龍が如く』には、熱狂的なファンも多く、《君が桐生役という時点でもう成立してない》《竹内さんのビジュアルだと物足りない》《絶対にハズレキャスティング》などと厳しい声があがっていますが、そもそも朝倉氏はストリートファイトの達人です。ゲームの桐生のようなスタイルの格闘術なら教えることは容易いはず。あと、竹内さんは『(朝倉の)セコンドに入っていたりする方に格闘技を一から教えていただいた』とコメントしていました。朝倉氏の所属ジムであるJAPAN TOP TEAMは資金力があるので、優秀な外国人コーチを招へいしています。打撃や総合格闘技の細かいスキルを指導しており、国内の多くのトップ選手が集まっています。竹内さんもそのコーチから、格闘シーンで生きる見映えのするスキルを指導されたと思われるので、期待が持てます」(先の業界関係者)
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