「糖尿病で右腕切断」 “ピッカリ投法”の佐野慈紀が明かした凄絶闘病生活 「ブログは強がりだけど、読者にエールを」

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 打者を惑わすために、わざとキャップを落としてはげた頭をさらす“ピッカリ投法”で人気を博した元プロ野球選手の佐野慈紀(56)が、糖尿病による感染症で右腕を切断したという。陽気なキャラクターからはうかがい知れない苦悩と、いまだ消えることがない野球への熱き思いを聞いた。

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 佐野は近畿大呉工学部から1991年、ドラフト3位で近鉄に入団。すぐに頭角を現し、96年には中継ぎ投手として初の1億円プレーヤーとなった。

「現役時代から頭髪が薄かった佐野の代名詞は“ピッカリ投法”でしたが、これはあくまで偶然の産物で、普段から多用していたわけではありません。...

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