【初公判】名古屋”元女子大生頂き女子”には「2人の師匠」がいた 2万円と9万円でマニュアルを購入 りりちゃんとは孫弟子の関係か
事情通のライターが指摘する「孫弟子の可能性」
渡邊被告に拘置所で面会取材を続けるなど、頂き女子の生態に詳しいノンフィクションライターの宇都宮直子氏はこう語る。
「夜の世界で、女性が色恋を仕掛けて男性に貢がせる手口は昔からあることです。彼女たちがいわゆる『頂き女子』的な活動で注目を集めるようになったのは、SNSが普及してからのこと。男性ばかりではなく同業者の女性からも金を取ろうと、手口を教えてレッスン料を得るようになったのです。それを4年くらい前からマニュアル化し、堂々と販売して注目を集めたのが渡邊被告です」
そして、りりちゃんを真似る「弟子」が増殖していったのだという。
「Mちゃんのマニュアルは金が引けそうな男性の特徴やフェイドアウトの仕方がまとめられてあったり、渡邊被告の作ったものとよく似ています。加藤被告はりりちゃんの孫弟子にあたるのではないでしょうか」
後編【名古屋”元女子大生頂き女子”の初公判を傍聴した被害男性2人が緊急対談 「太ったな」「俺たちの金でお母さんに財布を買ってあげていたなんて」】では、裁判を傍聴したAさんとBさんの感想を伝えている。