「推し活に月100万円」「“パパ活で稼いでいる”とねたまれていた」 乳児を遺棄、北川望歩容疑者の素顔を知人が明かす

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同居人は“自分は赤ちゃんの父親ではない”

 北川容疑者が暮らしていたのは、家賃が8万円台で居室が7畳ほどの1K。先の記者によると部屋の契約者は20代の男性で、

「北川容疑者以外に、20代女性2名も同じ部屋に同居。男女4人で生活していました。男性は警視庁に、“自分は赤ちゃんの父親ではない”“女性らは男性地下アイドルの追っかけをしていて知り合った。恋愛感情はない”と説明しています」

 北川容疑者はもともと関西圏に住んでいたが、

「男性から“推し活”で何度も上京するのは大変だからと同居を勧められ、昨年秋ごろに転がりこんだ。つまり、彼女の妊娠と共同生活の期間はほぼかぶるのです」

 奇妙な共同生活を送る4人が夢中になっていたのは、“メン地下”の4人組グループ「ウェブネス」。

推し活に月100万円

 とりわけ、仲間内で「のあち」と呼ばれた北川容疑者の入れ揚げ方はすさまじく、

「のあちがライブやグッズ、“推しメン”との写真にかけるお金は月に100万円は下らなかったと思います」

 と、彼女の知人が明かす。

「ウェブネスのデビューは昨年8月ですが、のあちは、推しメンが前のグループに所属していた頃からのファン。ウェブネスデビュー後のライブは皆勤賞で、1枚1000円する推しメンとの2ショット写真も数十枚撮り、毎回大量にSNSに上げていた。あまりにお金を使うので、“どうせパパ活で稼いでいるんでしょ”とねたまれていたほどです」

 事件を受け、ねたみはさげすみに変わり――。

「実は、この7月でウェブネスは解散します。のあちは自分の逮捕より、7月13日の解散ライブに行けないことのほうがショックなんじゃないですか」

 留置施設にいる北川容疑者の頭の中を占めているのは、わが子か、推しメンか。

週刊新潮 2024年7月18日号掲載

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