サッカーW杯「死の組」でも“協会はニンマリ”の理由 「楽勝よりはまし」

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「楽勝よりはまし」

 ――というのが、“死の組”と呼ばれるゆえんだが、日本サッカー協会関係者は、

「楽勝だとお客さんが来なくなる。それよりはまし」

 と、ほくそ笑む。

「前回の最終予選も序盤で2敗を喫し、森保監督解任説も出る厳しい情勢でしたが、その後盛り返し、本戦でドイツ、スペインを破る快進撃、と盛り上がりました」

 代表MFの堂安律は、

「タフなグループに入ったが、そうこなくちゃという強い意志を持っている」

 初戦は9月5日、埼玉スタジアムでの中国戦である。

週刊新潮 2024年7月11日号掲載

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