凶悪犯「金嬉老」は獄中でやりたい放題で女囚と“交流”までしていた 犯罪者を助長させたメディアの罪
1968年、2人を殺害し、人質をとっての立てこもり事件まで起こした金嬉老(きんきろう)に、NHKをはじめとする当時のメディアが手玉にとられた様子については前編〈「2人殺害後、立てこもり」犯の言いなりになっていたNHKと新聞 金嬉老事件を巡るメディアのいい加減さ〉で詳報した。
静岡県警のK刑事に差別的な物言いをされたことが犯行の動機だと金は主張。凶悪犯罪の動機としては到底理解できない言い分なのだが、NHKや新聞はその言い分を垂れ流すのみならず、K刑事の「公開謝罪」を生放送で5回にわたって放送したのである。...