那須夫婦焼損殺人、逮捕された美人長女の知られざる銀座ホステス時代 「仕事終わりに皆で宝島さんの焼き肉店に」
「工事代金が未払いに」
殺人事件の捜査は終盤を迎えつつあるが、都内有数の繁華街で築き上げた「宝島ロード」は風前のともしびである。「サンエイ商事」と取引があったさいたま市内の内装業者が言う。
「うちは宝島さんの存命中に店舗の内装工事を請け負ったのですが、亡くなって工事代金が未払いになっています。ちょうど店舗の一部が契約解除になるとかで、6月初めに娘さんから“交渉に同席してほしい”と頼まれ、保証金が戻ってくれば回収できると考えて立ち合ったのですが……」
信頼関係が損ねられたため契約終了、という物件オーナーの意向を告げられた真奈美は、仲介業者との話し合いで「私は被害者」だと主張したのだが聞き入れられず。むろん内装業者も代金回収はできずじまいで、
「今後は弁護士を立てて支払いを求めていくしかありません」(同)
“乗っ取り”計画は、あっさりついえてしまったのだ。