那須夫婦焼損殺人、逮捕された美人長女の知られざる銀座ホステス時代 「仕事終わりに皆で宝島さんの焼き肉店に」

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“すぐに戻ってくるから”

 関根とともに、犯行現場となった品川区内の空き家に夫妻を連れ出した不動産業者の前田亮も、事件の全容を知る主犯格とみられており、

「関根と前田は勾留期限を7月5日に迎え、殺人罪で起訴されます。この二人を落としたいために、事情を知る真奈美を逮捕したのです。ただし真奈美は、殺害の細かな段取りをすべては聞かされていなかったとみられ、最終的には殺人ほう助罪で起訴される可能性もあります」(同)

 真奈美を知る上野の飲食店関係者が明かす。

「逮捕の2日前にすれ違ってあいさつした時は少しお疲れの様子でしたけれど、逮捕後、彼女が運営する店舗のスタッフに聞いたら、『真奈美さんからは“すぐに戻ってくるから店を回しておいて”と言われた』などと話していましたね」

新たなトラブルも…

 世田谷区等々力に関根と暮らし、仕事では上野を根城としてきた真奈美は、かつて意外な場所に縁があったという。

「2015年から1年ほど、彼女は私と同じ店で働いていました」

 そう明かすのは、当時東京・銀座にあったクラブの従業員だった男性である。

「女の子が40人ほどの比較的大きい店で、彼女の源氏名は『まなみ』。おとなしい感じで常連客がいるわけでもなく、出勤も週に2~3日と、小遣い稼ぎで働いている印象でした」

 この男性が印象深かったのは、

「たまたま実家の話になった時、『上野で焼肉屋をやっている』と言うのです。せっかくだから打ち上げで行こうと本人が言うので、仕事が終わった深夜、皆で飲みに行きました」

 そこは、実際に宝島さんが手がける店舗だった。ほどなく渡米した彼女は帰国後、男児を連れながら主犯の関根と深く関わり、奈落へと落ちていった──。

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