田中将大(35)200勝“寸止め”の「延命工作」 大減俸は覚悟、進退懸ける“勝負手”とは

スポーツ 野球

  • ブックマーク

御前試合で復帰説が浮上

 まずはレギュラーシーズンでの復帰登板だが、一部では楽天グループが冠協賛し「楽天スーパーナイター」と銘打たれた8月1日のソフトバンク戦(東京ドーム)が有力との予想もある。同グループ挙げてのイベントで、前売りチケットは既に完売した。三木谷浩史オーナーの御前試合でもあり、特別な一戦となる。

 そこで田中将が戻ってくれば、一身に注目を集めることは間違いない。存在感を示すにはレギュラーシーズンでこれ以上の試合はないだろう。

 自ら照準を定めることになる夏真っ盛りの“開幕戦”から約2ヵ月間で、どこまで来季契約に向けて巻き返すことができるか。「神の子」の選手生命を懸けた最後の大勝負が間もなく始まろうとしている。

デイリー新潮編集部

前へ 1 2 3 次へ

[3/3ページ]

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。