田中将大(35)200勝“寸止め”の「延命工作」 大減俸は覚悟、進退懸ける“勝負手”とは
「ハナから前半戦は投げないつもり」
プロ野球楽天の田中将大投手(35)は1軍戦登板なしのまま前半戦を終えそうだ。昨年10月に右肘のクリーニング手術を受け、200勝まであと3勝で迎えた今季は開幕ローテーション入りを目指したものの間に合わず、その後は2軍でも実戦から遠ざかっている。チームは自身抜きで、球団創設20年目という節目のシーズンで交流戦初優勝を果たした。かつてのエースの影はすっかり薄くなり、球団史上初の名球会投手の誕生は見えてこない現状だが、田中将サイドはそれも織り込み済みのようだ。球団史上最高の投手が思い描く、逆襲に向けた緻密なプランとは――。...