“非効率な作戦”とわかっているのに…日本のプロ野球で「送りバント」は、なぜ減らないのか? 歴史的な「投高打低」に拍車も
今年は明らかに“異常”
今年のプロ野球は、歴史的な“投高打低”と言われている。チーム打率が2割5分を超えているのは、ソフトバンクだけ。パ・リーグ最下位に沈む西武は打率.203と1割台が見えている(7月3日終了時点)。
極端に「飛ばないボール」を使用して問題となった2011年と2012年と比較しても、1試合あたりのチーム得点や安打数は今年の方が下回っている。<2011年と2012年>、そして、<直近5年間>のデータを並べると、今年は明らかに“異常”だ。
・2011年:チーム得点3.28点 チーム安打8.04本 チーム本塁打0.54本
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