【棋聖戦第3局】藤井七冠が3連勝で5連覇 「永世称号」に恩師は何を語ったか

国内 社会

  • ブックマーク

 7月1日、将棋の棋聖戦五番勝負(主催・産経新聞社)の第3局が「亀岳林・万松寺」(愛知県名古屋市)で行われ、藤井聡太七冠(21)が挑戦者の山崎隆之八段(43)を100手で下した。これにより藤井は第1局からの3連勝で棋聖戦5連覇を達成し、永世称号の資格を獲得した。【粟野仁雄/ジャーナリスト】

 2020年7月、藤井が17歳11カ月で初めてタイトルを取ったのがこの棋聖位だ。「通算5期以上」という永世棋聖の資格を、藤井は21歳11カ月にして満たしてしまった(原則として永世称号は引退後に名乗る)。...

つづきを読む