52kg級の阿部詩が「私の人生そのもの」と挙げた意外すぎる曲は…代表3選手の意気込み【五輪柔道女子】
詩さんの背中を追っています
「昔のライバルだった阿部詩選手と一緒に五輪に出られることは?」と尋ねると、角田はこう答えた。
「詩さんは初めて出てあんな活躍ができる。本当にすごいと思った。背中を追っています。仮にあの時、私が勝って東京五輪に出ていてもできなかったと思う」
寝技を続けさせる審判と早く立たせてしまう審判には、今もばらつきがある。それについては「決めるのに時間がかかることもある。やはり(寝技を)長くてくれる審判がいいですね」と話す。
「右(足)がよくなったと思ったら今度は左だったり」など、体調は今一つであることも打ちあけていたが、その表情に暗さはない。世界選手権は3連覇中。出場したグランドスラムも4連覇している。
「負けている相手に挑戦するのはやりやすいけど、こっちが勝っている相手ともう一度当たるのはちょっと」とも。最近、負けた相手が皆無であるが故の不安も少し吐露した。それでもパリでの角田は、「伝家の宝刀」の十字固めで海外のライバルたちを蹴散らしてくれるはずだ。
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