女性タレントに睡眠薬を飲ませて暴行容疑で逮捕「41歳プロデューサー」は「小栗旬社長の芸能事務所」で有名歌手を担当していた元役員だった
女性問題を起こして離婚?
トライストーンは映画プロデューサーだった山本又一郎氏が93年に創業した会社だ。今や小栗旬、綾野剛、田中圭、木村文乃、坂口健太郎、赤楚衛二などの人気俳優を擁する大手芸能事務所に数えられるが、同社が急成長したのは2007年頃に小栗旬がブレイクしてからのことである。
「小栗がその後、山本氏から跡取りとして会社の舵取りを任されるようになったことからもわかるようにトライストーンは小栗あっての会社。すでに亡くなってしまいましたが、小栗を育てた初代マネージャーの男性は功労者で娘も社員だった。細川はそうした威光を受けて、入社後、重要な仕事を任されるようになったのです」(前出・芸能事務所関係者)
同社の所属歌手で稼ぎ頭のmiwaのマネジメントも担当。最終的には子会社の役員を任されるにまでなった。だが4年前ほど前、山本氏の逆鱗に触れて会社から追放されてしまったという。
「女性問題があったと聞いています。それが原因で功労者の娘とも別れてしまったんだとか。もともと大して汗をかかない癖に、功労者や小栗の威光だけを頼りに不相応に威張り散らすなど、社内での評判は最悪だった」(同)
転職後もトライストーン関係のタイアップを担当
だが山本氏も情があってか、無碍に切り捨てられなかったのだろう。昵懇の仲と言われるソニー・ミュージックの村松俊亮社長に預けることにしたというのだ。
「その後は同社の契約社員として、トライストーン所属タレントの映画やドラマに使う楽曲関係のタイアップを担当していたと聞いています」(別の芸能関係者)
事件を聞いて、トライストーン関係者は一様に呆れ返っている。
「どれだけ恩人を裏切ってきたのか、塀の中で反省して欲しいとみんな話しています。この業界にいながらタレントに手をつける、ましてや薬物を盛って襲うなど言語道断です」(前出・芸能事務所関係者)
細川容疑者は逮捕後、「女性とホテルに行ったことは間違いないが、わいせつな行為はしていない」と供述しているという。
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