味の素は明治時代になぜ生まれたのか グルタミン酸ナトリウムを開発した日本人学者がドイツで見た光景
つじつま合わせ
「ツジツマシアワセ」は味の素だけでなく、グリコやマルハニチロなど合計8社が参加。公式サイトに飛ぶと、栄養バランスの「つじつま」を合わせるレシピが目を惹く。
レシピのコーナーでは、「揚げ物」や「肉料理」といった非常においしいが、カロリーなどが心配なジャンルが表示される。
そこで「揚げ物」の「フライ」を選んでみると、栄養バランスが整う副菜やご飯料理を表示される。例えば魚介類たっぷりのパエリアは「栄養ゴールデンバランス」のマークが付いている。アサリや海老だけでなく、タマネギやパプリカという野菜も豊富に入っているので、バランスが取れているのは一目瞭然だ。
「毎日、毎食、必ず栄養バランスの整った食事を作るのは、やっぱり大変です。『今日はラーメン食べちゃった』という日もあって当然です。でも、次の食事は塩分控え目のメニューにすれば“つじつま”が合います。1食ではなく、2、3日、1週間という長い目で栄養バランスを整えることができたら、負担はぐっと少なくなります。おいしくて健康的で、なおかつ、長続きするという食生活を実現するお手伝いができるよう、今後も力を入れていきます」(同・吉田さん)
第1回【世界各国で使用禁止? SNS上で未だ流布する「味の素」悪玉論…味の素株式会社に見解を聞いた】では、ネットを中心に流布されている「味の素」を批判する意見は、どれだけ非科学的で事実に反するのか、詳しく報じている。
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