ドラクエIIIで“転職”を学んだ世代は必読 初期パーティ―に「戦士」や「武闘家」ではなく「遊び人」を選ぶべき理由
最終パーティーは…
【レベル20あたりでの第一回目転職】
・勇者→勇者
・盗賊→(悟りの書を使い)賢者
・魔法使い→武闘家
・遊び人→賢者
これが最強のパーティーへの第一歩である。元魔法使いの武闘家はその後MPが上がらないため、「ふしぎの木の実」は全部こいつにあげる。ワケの分からん転職パターンかもしれないが、その後の転職を紹介する。
・勇者→勇者
・盗賊賢者→武闘家
・魔法使い武闘家→そのまま
・遊び人賢者→盗賊
というわけで、分かりにくいが、最終パーティーは「勇者・武闘家・武闘家・盗賊」となる。コレが一体どのようなメリットがあるかを箇条書きにする。
・勇者はまぁ、強い。絶対に必要
・武闘家はとにかく動きが速いし、レベルが上がれば上がるほど「会心の一撃」の出る確率が高まり、はぐれメタルをバンバン狩れるし、守備力がすさまじい
・呪文が使える武闘家はバイキルトやスクルトを自分でかけて攻撃ができるなど、とにかく汎用性が高い
・元遊び人を賢者にし、盗賊にする理由としては、賢者をマスターした遊び人が活躍するのに必須だからだ。というのも、武闘家はレベルが上がってもMPが増えないが、盗賊は増えるのだ!
メリットの嵐
コレはドラクエIIIをやったことがない人には何がなにやら分からんかもしれないが、とんでもないメリットの嵐である。
そして、初期の「遊び人」を使う苦労がここで報われるのである。リムルダールではぐれメタルを狩るにあたっては、バンバン敵を呼ぶ必要がある。その際、ドラクエV以降はあったモンスターを呼び寄せる「においぶくろ」はドラクエIIIにはない。
モンスターを呼ぶには「銀の竪琴」はあるが、コレを使うと冗長になるのだ! とにかく「タンタラターンノタンターンターン」という音が長すぎる! 遊び人が獲得する特技である「くちぶえ」は「ヒューッ」で終了。多分1.5秒ぐらいは短い。コレがいいのである。
というわけで、ドラクエIIIをめぐるウザい敵、ウザい洞窟・塔、そして「最強パーティー考察」をお届けしました。異論はバンバン言ってくださいね~。
第1回【「じんめんちょうがウザい」「あばれザルに絶望」…リメイク版「ドラクエIII」発売決定で蘇る「憎らしいほど強かったモンスター」の記憶】では、生粋のドラクエファンであるネットニュース編集者・中川淳一郎氏が、ドラクエIIIに登場する憎たらしいモンスターについて回想する。
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