小池知事再選は裏金問題で開き直る「萩生田」「丸川」の手柄…自民党の都議・区議から不満爆発「現場の苦労を知れ」「いい加減辞めて欲しい」

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補選で大敗でも続投!?

「そもそも裏金事件は、2022年11月に『しんぶん赤旗』が報道し、大学教授の刑事告発を11月にNHKや全国紙などが報道したことで表面化しました。都連の役員人事は今年2月に改選を行う予定だったのですが、裏金事件の混乱を理由に見送りました。さらに4月に開かれた党紀委員会で萩生田さんには党の役職停止1年という処分が下りました。ところが5月になると、萩生田さんと丸川さんの再任が決まったのです。特に萩生田さんの場合は役職停止との整合性が取れないという声が強かったにもかかわらず、都連側は『党本部の決定と支部の決定は違う』と呆れた説明に終始しました。新潟県や富山県では県連会長が辞任していますが、萩生田さんも丸川さんも辞める気は全くないようです」(同・関係者)

 都知事選の情勢調査では、今のところ小池氏の優勢が伝えられている。小池氏が勝利を収めれば、萩生田氏と丸川氏を批判する声は沈静化に向かうのだろうか?

「そんなことは全くありません。都知事選と同じ7月7日には、東京都の江東区、品川区、中野区、北区、板橋区、足立区、八王子市、府中市、南多摩の9選挙区で都議補選が行われます。どれも欠員は1で、自民党は8人の候補を擁立しますが、現状では1、2議席が確保できるかどうかだと言われています。本来なら責任問題を問う声が出るでしょうが、小池さんが3選を果たすと萩生田さんと丸川さんの手柄になります。補選の責任問題はうやむやにされて続投でしょうね。本音を言えば、都連総務会長の井上信治さんと政調会長の平将明さんなど、都連の幹部もだらしないです。萩生田さんと丸川さんに辞任するよう言わないと、自民党への逆風は止まらないでしょう」(同・関係者)

デイリー新潮編集部

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