「トンボ1本」が現実味 悠仁さまの国際会議デビュー報道で宮内庁の悩み

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ライフワークにも

「赤坂御用地のトンボ相―多様な環境と人の手による維持管理―」というタイトルで、国立科学博物館が発行する研究報告誌『国立科学博物館研究報告A類(動物学)』に掲載されているものだ。

 ネットでも公開されているこの論文には貴重なカラー写真が多数収められている。赤坂御用地内のトンボが生息している水域、そして前回調査(2005年)よりも多く確認されたというトンボの数々。前回は24種だったが今回は38種も確認できたという。これは環境の変化ゆえか、あるいは悠仁さまの研究熱心さの賜物か。いずれにしても、トンボへの熱い眼差しが伝わってくる内容なのだ。それゆえに、「トンボ1本」という見方も出て来るということだろうか。

 昭和天皇はヒドロ虫、上皇陛下はハゼ、秋篠宮さまはナマズと、生物を対象とした研究に取り組まれる皇族は多く、トンボをライフワークになさること自体は自然に受け止められるのは間違いない。

東大の推薦入試は

「“トンボ1本という表現を最初に聞いたときにはいささか大げさで不謹慎だなと思ったが、今回の昆虫オリンピックの件が現実味を帯びてくると、大げさとも言い難い”とか“トンボ論文を中心にして東大の推薦入試に取り組まれるのではないか”などといった意見が結構聞こえてくるようになりました。トンボ論文が発表された時期や内容から、進学先を見据えたものであることは間違いないということが噂されていましたが、今回の件で“トンボと進学先”が高い確率でリンクしている印象を受けたという指摘もありました」(同)

 夏休みを目前にして、悠仁さまの進学希望はすでに固まっていると見られている。果たしてどのような決断を下されるのか、注目が集まっている。

デイリー新潮編集部

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