【能登半島地震から半年】自衛隊の派遣日数は東日本大震災超え 「置き去り」にされた被災地の厳しい現実

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 2024年1月1日、午後4時10分、石川県能登半島を襲った最大震度7の大地震から半年が過ぎる。半年という時間は、はたして長いのか、短いのか――まもなく夏を迎える能登には復旧の糸口さえ見いだせない、厳しい現実がある。

 6月24日、輪島市市ノ瀬町で約4カ月ぶりに再開された行方不明者の捜索現場では、土砂崩れでできた天然ダムが二次被害を起こしかねず、安全対策が施されるまで近寄ることもできなかった。崩れ落ちた山には、いまだ見つからない56歳の男性がいる。...

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