書類不備で“五輪への切符”が危うく…選手の足を引っ張り続ける「日本バドミントン協会」の腐りきった体質

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 バドミントンの日本代表といえば、男女単複問わず世界最高レベルにあるが、日本バドミントン協会は最低レベルの組織である。

「2022年3月、協会は『元職員が公金680万円を横領していた』と発表したのですが……」

 とスポーツ紙記者が語る。

「事件が起きたのは18年。協会は元職員を刑事告訴せず諭旨退職とし、被害額を理事らの私費で補填して隠蔽(いんぺい)を図っていたのです」

 JOCに通報があり事件が明るみに出るも、当時の専務理事は「五輪直前で、選手を守るために公表を控えた」と苦しい弁明に終始し、会長や自らを含め隠蔽に関わった理事らを厳重注意処分にとどめた。...

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