【宝島さん夫妻殺害】長女・真奈美容疑者(31)逮捕の衝撃…子どもの保護者会では「これまで海外を転々としてきました」と“清楚な母”を演じていた
父親の死後、「代表取締役」に就任
逮捕に次ぐ逮捕で、捜査は主犯格まで辿り着き、残すは凄惨極まりない「事件」の全容解明のみと思われた。だが、ここに来て7人目の逮捕者が……。それは誰あろう、殺害された宝島龍太郎さん(55)と妻・幸子さん(56)の“長女”だった。
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警視庁は6月27日、両親に対する殺人容疑で宝島真奈美容疑者(31)を逮捕した。一連の事件では、真奈美容疑者の内縁の夫で、主犯格とみられる関根誠端容疑者(32)、さらに、実行役の元俳優・若山耀人容疑者(20)など6人が逮捕されている。
「警視庁は、事件の背景に会社運営上のトラブルがあるとみています。というのも、龍太郎さんが代表を務めていた会社の商業登記を見ると、真奈美容疑者は今年1月に取締役を“辞任”していた。しかし、事件後の5月中旬に彼女は、亡くなった父親に代わって代表取締役に就任しているのです」
この登記の動きは一体何を意味するのだろうか。さらに、会社の経営権を巡ってトラブルになったのが事実だとしても、それだけで両親の殺害を考えるだろうか。
その謎を解くカギは、事件後の真奈美容疑者の言動にあるかもしれない。
清楚な“駐在妻”のイメージ
宝島さん夫妻の変死体が発見されてからおよそ1週間後のこと。真奈美容疑者の姿は都内の小学校にあった。
「その日は年度初めの保護者会があって、真奈美さんもいらっしゃっていました。彼女のお子さんは転校してきたばかり。保護者や学校関係者の多くは宝島さんとの面識はなかったと思います」
そう振り返るのは学校関係者のひとりである。保護者会の出席者が、順番に自己紹介をした際、真奈美容疑者はおおよそ次のように語ったという。
<私たち家族はベトナムやタイなど、東南アジアを中心に海外を転々としてきました。そのため、子どもは日本語があまり上手ではありませんが、この学校でおともだちがたくさんできたらいいなと思っています>
先の学校関係者が続ける。
「真奈美さんは黒髪のセミロングで、ブランドのロゴが主張しない上品なジャケットにスカートというファッションでした。見た目の印象に加えて、海外を転々としていたそうなので、おそらく旦那さんは名の知れた総合商社か、大手メーカーの海外駐在員なのだろうな、と思いました。お金に困らない清楚な“駐在妻”のイメージですね」
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