“歴史的低迷”の西武に光明はあるのか? 暗黒期突入の危険性も…期待の“若手有望株”はいる!
西武が、球史に残る屈辱的なペースで黒星を積み重ねている。交流戦終了時点の成績は19勝44敗で勝率.302で、これは西鉄時代の1971年に記録した球団ワーストの勝率.311を下回っている。当時のチームは、主力選手が野球賭博で永久追放された「黒い霧事件」の影響が大きく、今年はイレギュラーな背景がないことを考えると、“歴史的低迷”だと断言できる。
筆者は、昨年6月に<西武が“暗黒期”突入か…主力流出に高齢化、不祥事多発で「長期低迷」の危険性>(2023年6月30日配信)という記事を「デイリー新潮」に寄稿した。...