「イモ引いた罰でんな……」 元「マトリ部長」が明かす“山一抗争”で「ヒットマンになれなかったヤクザ」が背負った悲哀

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第1回【「シャブは用意するから彼を懲役に行かせてほしい」 姉御肌の美女が「恋人」の逮捕をマトリに懇願した“切なすぎる理由”】からの続き

 1980年代の日本列島を震撼させ、史上最悪の暴力団抗争と呼ばれた「山一抗争」。その最中、麻薬取締官だった著者のもとに、かつて逮捕した女から電話があった。姉御肌の彼女が心を寄せていたのはヒットマン志願者――。彼女は架空の覚醒剤事件を仕組み、マトリに彼を逮捕させることで、ヒットマンになることを防ごうと考えた。だが、彼女の目論見は外れ、さらに、恋人は敵対組織からめった刺しにされてしまう。...

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