都庁職員に聞いた「小池都知事と蓮舫議員、どちらがマシ?」 恐怖政治の小池氏、“二面性”の蓮舫氏

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“二面性”を心配

 では、一方の蓮舫氏の評判はどうなのか。

「ほとんどの職員は蓮舫さんの素顔をよく知らないので、現状では是非について何とも言えません。ただし、彼女には官公労が付いているので、小池知事のようにわれわれ職員を好き勝手にいじめることはできない、とみられています。もし、彼女があまりに恣意的な人事や政策を実行しようとした場合、官公労がストッパーの役割を果たすでしょう」(前出の都庁職員)

 とはいえ、蓮舫氏の“二面性”を心配する向きもあるそうだ。彼女が所属してきた立憲民主党のさる関係者によれば、

「蓮舫さんは支援者や若手議員と写真を撮ってあげる際、一瞬だけカメラの前で満面の笑みを浮かべ、その後はほとんど相手をせずにササッと場を去ってしまうことがしばしばあります。よって、カメラがないところでは偉そうだと、恨み節がよく聞こえてくるわけです。仮に都知事になれたとしても、謙虚さを欠いたままでは職員との信頼関係が築けず、小池都政と同じ轍を踏むことになるのではないか」

 共にキャスター出身で、パフォーマンスが得意な似たタイプだと評される小池知事と蓮舫氏。都民は“究極の選択”を迫られているのかもしれない。

週刊新潮 2024年6月20日号掲載

ワイド特集「梅雨前線北上中」より

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