「大谷デー」はこっちが本家 大谷翔平の故郷・奥州市では「議員」も「市職員」も “17番ユニフォーム”姿で勤務中

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ドジャース移籍に“動揺”も…

 そんな応援団に動揺が走ったのが、昨年末のドジャース移籍報道だ。チームを移ることで背番号が変われば、市民に浸透した17日の「大谷デー」も変わってしまうかもしれない。「職員一同、ドキドキしていました」と鳥海さん。

 ご存知の通り、これは杞憂に終わって背番号は17のまま。無事「大谷デー」は継続となった。もしカレンダーの日付を超えるような大きな背番号になっていたら、「二刀流の“に”と“とう”から20日にしようと思っていました」と苦肉の策を用意していたという。

 実際に6月17日の奥州市内を歩くと、市職員や信用金庫の職員、地元タクシーの運転手もそろって応援Tシャツを着て勤務している。相当な熱の入れようだ。

 この日、大谷はロイヤルズ戦で2打席連続ホームランを放った。まるで、17日の「大谷デー」に合わせたかのような見事な「祝砲」に奥州市民も歓喜したはずである。

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