極端な「投高打低」でプロ野球ファンは減らないか? 国民的スポーツが「マニアの趣味」に陥る危険性
飛ぶボール導入といった対策を
それは極端な「投高打低」が影響している。打者は少しのミスが年俸交渉の際にマイナス材料になると思い、積極的な攻撃ができないでいる。その一方、防御率の高い投手が続出すると投手の年俸は上がる。こうした状況が続くとますます「投高打低」が続き、つまらない試合が相次ぎ日本のプロ野球は客から見放されることになるかもしれない。
正直私は打率.220の阪神打線に今は何も期待していない。誰が出ても打てる気がしないのである。興行として成り立たせるのであれば、「飛ぶボール導入」や「ストライクゾーンを打者にとって緩くする」といった対策をNPBはしてもいいのでは。
さすがに「金属バットを導入しろ」とまでは言わないが、今のプロ野球は点が入らな過ぎてつまらない。私のようなライトなファンからそっぽを向かれたら、単なるマニアの趣味に落ちぶれてしまうだろう。まぁ、それでいいのであれば、1-0や2-1の試合を観たファンが「しびれる試合でした!」などと玄人的感想を述べればいい。
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