パワハラ疑惑で百条委員会設置の兵庫県知事 告発文を書いて、嘘八百呼ばわりされた県職員(60)は今どうしている?「3月末で退職するつもりだったのに…」

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 兵庫県の斎藤元彦知事(46)のパワハラ疑惑などをめぐり、6月13日、同県議会では51年ぶりとなる百条委員会(地方自治法100条に基づく調査特別委員会)が設置された。県職員の告発文から始まったこの問題。告発内容の真偽を見極めるための百条委員会ではあるものの、告発した県職員に対する処分そのものが究極のパワハラではないかという声が挙がっている。

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 全国的にはあまり詳しく報じられていないこの問題を改めて振り返っておこう。

 事の発端は、3月12日付けで一部の県議らに送られた文書だった。...

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