往年のファンは感激…西城秀樹さんの長男(20)が「さんま御殿」初出場でわかったこと

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親の名は継がないほうがいい

「今年、芸能事務所に所属したばかりですから無理もありませんし、芸人を目指しているわけではありませんからね。所属事務所は大手ではなく、彼が尊敬する格闘家・朝倉未来が代表を務める『MA PROMOTIONS』。自ら応募して所属が決まり、得意のドラムを活かして歌手デビューするそうです。今回の出演で謙虚で控えめなキャラも伝わり、好感度も大きく上がりました。話題性と将来性は出色と言っていいでしょう」

 これまでも「さんま御殿」は、関根勤の長女・関根麻里や小堺一機の長男・小堺翔太など、次々と2世タレントを送り出してきた。

「視聴率が取れるので、『さんま御殿』には2世枠がありますからね。最近では、元横綱・貴乃花光司と河野景子の次女・白河れい、斉藤由貴の長女・水嶋凛なども出演しましたが、正直言っていまひとつパッとしません」

 出演直後は話題にはなるものの、その後が続かないようだ。

「逆にバラエティ番組を意識しないほうが成功例は多いようです。石橋凌と原田美枝子の次女の石橋静河や、千葉真一の息子の新田真剣佑と眞栄田郷敦のなどは、親が誰だかわからないほど自分の実力で活躍しています」

 2世タレントは今に始まったことではない。

「関口宏の父親は佐野周二ですし、松方弘樹は近衛十四郎、北大路欣也は市川右太衛門、田村高廣・正和・亮の田村三兄弟は阪東妻三郎、佐藤浩市は三國連太郎、中井貴一は佐田啓二などなど、親の名前がすぐに浮かばない人も少なくありません」

 親の名前を継いでいないことも、思い出せなくなる理由だろう。

「親の名に頼っているうちはまだまだなのでしょう。その点、木本慎之介も西城は名乗っていません。父親の後を追っても仕方ありませんし、親のものまね芸人になる必要もない。同じミュージシャンには、ダウンタウンの浜田雅功さんの息子とは誰も思わなかったOKAMOTO’Sのメンバーでベーシストのハマ・オカモト、古谷一行の息子でDragon Ashの降谷建志、父の森進一について話そうとしなかったONE OK ROCKのTakaなどもいる。今回、話題となったのをバネにして独自の道を歩んでもらいたいですね」

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