木村拓哉は「スマスマ」で本気で怒り出し、スタジオの雰囲気も悪くなった…鈴木おさむ氏の証言で、ファンが思い出す「ジェットコースター乗車強要」との違い
ジェットコースター強要
だが注意が必要なのは、「木村拓哉、一人の力で成立したものではなく、SMAPメンバー全員の協力で成り立った“やんちゃ芸”であること」だという。
「木村くんの機嫌が悪くなっても番組として成立したのは、他のメンバーがしっかりと支えていたからです。特に司会進行を務める中居くんの存在は大きかったと思います。中居くんがMCとしてスタジオの空気を上手にコントロールして、木村くんの不機嫌がエンターテインメントとして成立するよう“中和”させていたのは間違いありません。吾郎ちゃんも草なぎくんも頑張っていましたし、慎吾ちゃんも木村くんの不機嫌を“ギャグ”に昇華させていました」(同・女性ファン)
では木村一人だったらどうなったのだろうか。ここでファンの女性が思い出すのが「ジェットコースター乗車強要問題」だという。
今年1月、木村拓哉の公式YouTubeチャンネルで「【木村さ~~ん!】これが男たちの祝い方!ジェットコースターで大空に大絶叫」との動画が公開された。
動画には木村拓哉のほか、武田真治、湘南乃風のRED RICE、DA PUMPのISSAが出演。武田の誕生日を遊園地で祝うというのが企画だった。
51歳でも“やんちゃ”!?
「園内のジェットコースターに木村さんは興味を示し、3人に『乗ろうよ』と提案しました。ところがRED RICEさんは苦手だったようで、最初はやんわりと断り、それが駄目だと分かると、乗りたくないと明確な意思を示しました。ところが木村さんは完全に無視。乗車させられたRED RICEさんは相当なダメージを受けたはずですが、これに木村さんは『おかわりしよっか』と2回目の乗車を提案。カメラはRED RICEさんの複雑な表情を映すなどして、木村さんを筆頭にスタッフも笑う様子を流しました。正直なところ、私はRED RICEさんがかわいそうな印象を受け、笑えませんでした」(前出の記者)
先の女性ファンは「SMAPメンバーのサポートがなければ、木村くんの“やんちゃ芸”は単なるパワハラになってしまうことが明らかになったと思います」と言う。
「そもそも『SMAP×SMAP』が放送されていた時期は、木村くんの20代から40代に当たっていました。少々やんちゃでも、まだ許される年齢だったと思います。しかし現在は51歳です。木村くんも私たちも年を取りました。もう彼の“やんちゃ芸”を見て喜ぶ年齢ではありません。SMAPメンバーのサポートがない状況で、ジェットコースターに乗るぞとパワハラ的に強要する姿は、木村くんが何も成長していないことを明らかにしたのではないでしょうか。きっと鈴木おさむさんも同じ考えから、YouTubeでエピソードを披露したのだと思います。あれはどう考えても“褒め殺し”でしょう。『年齢に応じてプロ意識の内容も変わらなければならない。“やんちゃキャラ”は卒業し、今こそ周囲の意見や世論に耳を傾けないと、魅力を失っていく一方だ』と木村くんに厳しいメッセージを送ったのだと思います」