木村拓哉は「スマスマ」で本気で怒り出し、スタジオの雰囲気も悪くなった…鈴木おさむ氏の証言で、ファンが思い出す「ジェットコースター乗車強要」との違い

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 元放送作家・鈴木おさむ氏の“回想”が大きな反響を呼んでいる。鈴木氏は6月15日、カジサック(梶原雄太)のYouTubeチャンネルに出演し、フジテレビ系の人気バラエティ番組「SMAP×SMAP」(1996~2016年)の舞台裏、特に木村拓哉の“行動”について明かしたのだ。

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 鈴木氏も放送作家として「SMAP×SMAP」に参加しており、振り返ったのは「ビストロSMAP」のコーナー。SMAPのメンバーが料理を作り、ゲストをもてなすという人気コーナーだった。

 司会進行は中居正広が務め、招かれたゲストが食べたい料理を発表すると、シェフ役の木村、稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が調理を開始する。シェフは2人1組でチームを作り、その組み合わせは毎回変わる。

 完成するとゲストが実食し、勝者のチームを決める。ゲストが女性なら勝者にキス、男性なら記念品をプレゼントする──という内容だった。担当記者が言う。

「負けん気の強い木村さんは自分のチームが勝たないと本気で怒り出し、スタジオの空気が悪くなるほどだった、と鈴木さんが明かしたのです。しかも『SMAP×SMAP』は20年も続いた長寿番組だったにもかかわらず、木村さんは負けると必ず機嫌が悪くなったそうです。『20年もやっているんだから、たまには負けたっていいか』と手を抜くことは絶対になかったわけで、これを鈴木さんは『すごいと思う。マジなのが面白い』と高く評価し、木村さんのプロ意識を称賛しました」

木村拓哉の“やんちゃ”キャラ

 ところがネット上では木村を批判する声も少なくない。例えばXを見てみると《負けん気が強いとかより、大人気ないという印象しか残ってない》、《プロフェッショナリズムじゃなくて、「子供なんだな」って思う》、《木村拓哉は一生ガキで終わるんだろうね》──という具合なのだ。

 SMAPのデビュー以来、常に応援してきた熱狂的な女性ファンは「『ビストロSMAP』で負けた木村くんが不機嫌になり、その様子を私たちが楽しく見ていたのは事実です」と言う。

「特にドラマでキスシーンを演じた女優さんがゲストなのに、木村くんの組が負けたりすると、かなり不機嫌になっていました。『ビストロSMAP』における“お約束の芸”という言い方もできると思います。当時の木村くんは“やんちゃ”キャラクターで人気でした。その象徴が『かおりん』という恋人の存在です。アイドルが恋人の存在を明かすのはNGだったはずなのに、木村くんの場合は古いアイドル像を壊し、新鮮な魅力を発揮したと評価されました。『ビストロSMAP』でもカメラの前で露骨に機嫌が悪くなる木村くんを、予定調和的なテレビ演出を壊し、自分の感情を素直に出すところがカッコいい、と受け止めていたファンは多かったはずです」

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