ベッツ負傷、長期離脱で1番・大谷翔平ってどうなの? フィリーズのカイル・シュワーバーから導き出される答え

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鈴木誠也と吉田正尚

 MLBの重要なイベントの一つに、7月末のトレードがある。成績が低迷しているチームは再建のため選手を放出し、ポストシーズンに進出できそうなチームは戦力をさらに充実させるために選手を獲得する。

「ドジャースは今のところ首位を独走していますし、そもそも資金力が豊富です。さらに昨季の打線と比較すると、今季は下位打線が不調という問題を抱えています。7月末のトレードで強打者の補強に動くのは間違いないでしょう」(同・友成氏)

 例えばカブスは現在、35勝39敗でナ・リーグ中地区の最下位だ。こうなると鈴木誠也のトレードを期待したくなる。

「しかし鈴木選手は守備に難があるので、ドジャースは取らないかもしれません。同じように守備が評価されていないレッドソックスの吉田正尚選手もドジャースに来ることはないと思います。ドジャースはホームラン30本で、契約が最終年という選手を物色しているはずです。交渉が合意すれば3カ月限定の契約を結ぶでしょう。まさに“優勝請負人”というわけで、いい選手を獲得すれば、大谷選手の負担も軽減されると思います」(同・友成氏)

デイリー新潮編集部

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