「日本旅行中、山手線の大塚駅前で痴漢を撃退」で一躍注目 台湾美女の意外な“正体”とは
日本を憎むことはありません
里長の任期は4年。22年の当選者たちは任期中盤に入り、それぞれの活動をSNSで発信している。政治分野でのSNS活用が盛んという台湾の風潮も、ネットネイティブ世代の美人里長たちにとっては追い風のようだ。何さんも今回の痴漢事件を発信しているが、日台でニュースになったことから、一部では反日感情を煽るようなコメントも散見されるようになった。
そこで何さんは新たな投稿で「一部の政治的な言論に発展し、台日関係を悪化させようとする動きも見られました」と報告。「私に嫌がらせをしてきたのは日本人ではなく、外籍人士(どこの国かは分かりません)」「一人の外国人による行為で、日本の治安を全面的に否定することは避けたい」と早くから出ていた「犯人は外国人説」を肯定し、「たとえ日本で嫌がらせを受けても、それで日本を憎むことはありません」と変わらぬ“日本愛“を綴った。
さらに、事情聴取の際に通訳の手配も行った日本の警察に感謝を示しつつ、女性たちには「何か問題が起きたときには、まず自分を守ることが大切」と訴えた。また「調書の最後に『今後も日本に来ますか?』という質問がありましたが、私は迷わず『来ます!』と答えました」と再来日の意思を示し、台湾と日本の友好を呼び掛けた。
この投稿のコメント欄には、中国語で「里長お疲れ様」「とても勇敢」、日本語では「日本人としてお詫びします」「嫌な思いをさせてごめんなさい」といった声が寄せられている。