「大谷翔平はド軍から要請されれば、投手を諦めて外野手になる」で物議…USAトゥデイ敏腕記者の気になるネタ元

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「ミスター・ジュン」

「ミスター・ジュン」が本格始動だ。ドジャース・大谷翔平(29)が16日(現地時間、以下同)のロイヤルズ戦で、2打席連続本塁打(18、19号)を放ち、試合も3-0で勝利。ファンを歓喜させた。1試合2発は今季2度目となる。例年、6月に入ると打撃が好調になると言われる通り、18日のロッキーズ戦でも、20号ソロをセンター後方に叩き込んだ。これで4年連続20本塁打を記録した。

 ロイヤルズ戦の前のカード、ドジャースは昨季ワールドシリーズの覇者・レンジャースとの3連戦を負け越してしまったが、2試合目の6月12日、ブルージェイズから内野手のキャバン・ビジオ(29)を緊急獲得し、即スタメン起用した。その翌日には、パイレーツから左腕リリーバーのホセ・ヘルナンデス(26)を金銭トレードで獲得。ドジャースは5月から積極的にトレードを行っているが、負傷者が続出していることが最大の要因だ。

「リードオフマンで18年MVPのムーキー・ベッツ(31)はもとは外野手でした。今季は当初、セカンドで起用する予定でしたが、ショートへコンバートしました。13日のレンジャース戦は、山本由伸(25)が先発する予定でした。山本の前回登板は7日。休養は十分でしたが、デーブ・ロバーツ監督(52)が『疲れが溜まってくるころだから、大事を取って』と登板を取り止めたのです。結果、この日は6人の投手を投入するブルペンデーとなりました」(現地メディア関係者)

 結局、山本は15日のロイヤルズ戦で先発。2回終了後、上腕三頭筋の張りを訴えて緊急降板した。検査の結果、肩の故障で15日間の負傷者リスト入りが決まった。また、ベッツも16日の試合中に死球を左手の甲に受け、骨折。長期離脱は避けられない状態だ。

 ドジャースはナ・リーグ西地区の首位。2位ジャイアンツに8・5ゲーム差 もつけているが(日本時間18日13時現在)、選手の起用やレギュラーポジションなど、細かい部分で修正も迫られているようだ。中でも大谷に関しては、25年に投手復帰し、来季は、「二刀流」として完全復帰する――そう伝えられてきた。だが、それを根底から否定するような1本の記事が、ファンやメディア関係者の注目を集めている。

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