「日本史上初」の関心を集めてしまう「悠仁さま」東大進学論争のいま

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ひとり歩きする東大

「東大という言葉がひとり歩きしていると見ているようで、それにはかなりナーバスになっているようです。全く東大をターゲットにしていないのならそういう反応にならないでしょうから、東大を狙っている可能性は結構あると見ています」(同)

 宮内庁の反応の背景には秋篠宮家の意向があるのだろうか。

「紀子さまが積極的だというふうに聞いています。その後押しを受けて悠仁さま自身も東大への意欲があるとのことでした。東大進学の場合には推薦入試(学校推薦型選抜)を利用される可能性がそれなりにあるのではないかと見られており、去年11月に悠仁さまが発表された論文、いわゆる『トンボ論文』がポイントだという説も根強くあります」(同)

 トンボ論文とは自身初となる学術論文で、「赤坂御用地のトンボ相―多様な環境と人の手による維持管理―」というタイトルで、国立科学博物館が発行する研究報告誌『国立科学博物館研究報告A類(動物学)』に掲載されているものだ。赤坂御用地という一般人は立ち入れない場所の自然環境がカラー写真とともに報告されている貴重な内容で、悠仁さまの昆虫や自然保護への関心の高さが伺える。現在ネットで見ることも可能である。

トンボ論文が切り札

「トンボ論文はかなり評価が高いようで、“東大推薦入試の切り札としてこれ以外にない”と言われています。が、出願できる枠が極めて少なく、出願にたどり着けるか疑問視する声も少なくないですね」(同)

 発表された時期や内容から、トンボ論文が進学先を見据えたものであることが想定されている。

 それ以外の切り札や目玉になるようなものが用意されているのか否か、そもそも全く別のアプローチがあるのか。そう遠くないうちにハッキリとしてくることだろう。

デイリー新潮編集部

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