「日本史上初」の関心を集めてしまう「悠仁さま」東大進学論争のいま

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初めて話題になる将来の天皇の進学先

 来春に大学進学を控えられている筑波大附属高3年の秋篠宮家の長男・悠仁さま(17)。大学の名前がこれまで複数あげられてきたが、進学先が確定するまで半年から9ヶ月となり、将来の天皇陛下の進学先にいよいよ注目が高まっている。

「6月に入って、そろそろ悠仁さまの進学先に何らかの動きがあるのではないかなどといった話が出回るようになりました。まだ確定したとは聞いていませんが、かなり話は煮詰まってきているような印象を持っています」

 と、担当記者。

 過去には進学先として、東大、京大、北大、東工大、早慶上智、東京農大、東京農工大、玉川大……多くの大学の名があがってきた。

「昭和天皇、上皇さま、天皇陛下、そして秋篠宮さまは附属校から学習院大に進学されたので特にどこの大学に行かれるのかについて注目が集まることはありませんでした。それだけに将来の天皇陛下の進学先がここまで関心を集めるのは、日本の歴史始まって以来、ほとんど初めてと言って良いのかもしれません」(同)

宮内庁の懸念

「悠仁さまは中学までお茶の水女子大附属に通われ、高校受験に際しては筑波大との間の提携校進学制度を利用され、現在に至っています。高校進学前には悠仁さまの作文に関連して、宮内庁が説明に追われたこともあります。通常なら将来の天皇陛下の出身大学自体、国民はそこまで関心を払わないようにも思います。それなりに関心が高い背景には、国民に見えにくい形でこれまで事態が進んできたのではないかとの疑念を抱かれているということもあるのかもしれません。宮内庁内でも筑波大附属高進学の際に、“世間から実力での合格なのかという批判がかなり出るのではないか”との懸念があり、実際にそういう指摘もあったということでした」(同)

 差し当たって、現在の状況について宮内庁はどう見ているのだろうか。

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