どうなの課 TBS“移籍”で物議 関係者は「今後、レギュラー化もある。ただし、主要な3人は出演しない」
6月3日にTBSで放送された「巷のウワサ大検証!それって実際どうなの会」が今年3月まで日本テレビで放送されていた「それって!?実際どうなの課」(中京テレビ制作)と瓜二つだったという問題……まだまだ遺恨が燻っているという。
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「どうなの課」と「どうなの会」、タイトルもそっくりなら企画も一緒、MCの生瀬勝久はじめ一部の出演者や制作会社まで同じだった。
なぜそんなことになったのか、その経緯についてはデイリー新潮が「【前代未聞】『どうなの課』がTBSに“移籍” 激怒した日テレと甘かった中京テレビ 森川葵はなぜ出演していないのか」(6月6日配信)で報じた。
日テレは少し前まで放送していた番組を持って行かれて怒り心頭とのことだったが、その後どうなったのか。同局の関係者は言う。
「日テレの編成は意に介していません。というか、そう見せるしかないというのが正直なところのようです」
そもそも深夜とはいえ人気番組だった「どうなの課」を終了させたことがTBSに“移籍”された原因だった。
「『どうなの課』は中京テレビが制作していた番組です。製作・著作も同社のものですから日テレはどうこう言えません。加えて、中京テレビの丸山公夫会長は日テレで専務まで務めた方ですから、系列局とはいえ『どうなの課』の終了について口を挟むことはできませんでした」
人気番組の流出は痛手だったのではないか。
「ホッとしている」
「確かに『どうなの課』は深夜枠とはいえ視聴率は良かったし、2023年4月にはゴールデン帯で2時間特番も放送されました。また、放送時間をゴールデン帯に昇格させよういう声もありました。ただし、レギュラー枠は水曜23時59分からの放送でしたから、ゴールデン・プライム帯(19~23時)の視聴率には無関係ですし、全日帯(6~24時)にもわずか1分しかかからない。週126時間(7560分)中の1分ですから、日テレとしては番組が終了しても影響がないわけです。中京テレビ制作の番組には『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』(火曜19時)があり、それが大ヒットしている今、中京テレビ制作の番組が増えることもなくホッとしているというのが本音でしょうか」
そうは言っても、それをライバルのTBSで放送されたら……。
「確かに気分は良くないでしょう。でも、日テレだってかつては、TBSの『ザ・ベストテン』が大ヒットしていたときに似たようなコンセプトの『ザ・トップテン』を編成した過去がありますからね。また、日テレ系列の読売テレビが製作・著作の『EXテレビ』から生まれた『家宝鑑定ショー』の企画は、テレビ東京で同じ島田紳助の司会で『開運!なんでも鑑定団』となってスタートしました。紳助の降板後も今田耕司の司会で人気長寿番組となっています」
「なんでも鑑定団」の“移籍”については、1995年に読売新聞が取材している。きっかけは、当時、TBSで放送されていた「世界お宝ハンティング・勝負は目利き」が「なんでも鑑定団」にそっくりということから始まった。記事の一部を紹介しよう。
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